息子心

2月 25th 2014 · Read More ·

この間、実家に帰って、珍しくて、おやじに結婚について色々と聞かれた。

「お前は、最近どうよ、結婚の方で」って。

俺、今彼女もいないっすけどね。

「男は家庭を築けば一人前。お前のおじさんは13回結婚してまだまだヤル気満々だ。お前はそこらへんで、彼を見習った方がいいと思う。今流行りのあれって、何だっけ・・・草食男子!?お前は見た目がちゃらいけど、本当は草食男子って、俺には分かる。」

「お前にいわなかったっけ。俺若いときフジテレビの番組観覧の応募に当たって、スタジオ観覧席の隣にたまたま、お前のかあちゃんが座って、メッチャ可愛かったから、そのまま口説いて、奥さんにしたやん。初デートでお前のかあちゃんを押し倒したから、お前の兄ちゃんができたやん。お前は俺のそういうところにまったく似てねぇな・・・」って、おやじに永遠に説教された。しかも自慢げに。

俺が聞いた話なんだけど、おやじは初めて付き合ってたのがおふくろで、初経験の相手もお袋で、結婚して何十年ずっとおふくろのことを一筋に思って、真面目に生きてきたから、そんな経験豊富の口調で語られても全然説得力がねぇ。しかも親のちょめちょめの話は本当に聞きたくねぇ。想像すらしたくねぇって、俺は心の中で笑いながらおやじの話を聞き流してた。

でも、俺はおやじを尊敬してのが間違いない。おやじのように大きな口を叩くことはごめんだけど、おやじのように家族を大事にする。家を守るつもり。

またペラペラ喋りが止まらないおやじをみて、あんたの息子でよかったよ。

さぁ、おやじ、一杯でもやろうかぁ~



巨乳より愛だ

2月 9th 2014 · Read More ·

会社の先輩が結婚することになった。1回彼女を紹介するからって、この間会社の皆でご飯を食べることになった。

先輩の彼女は優しそうな美人だった。2人の成り行きを聞いたりして、とっても楽しい雰囲気だった。

「どうなの?見える?」って同期の渡辺が耳打ちしてきた。

俺「分からん、セーターがもこもこ過ぎで、わからん」

渡辺「マジか、やっぱ見えないか」

で、何のことだと思うでしょう。実は、先輩が有名な巨乳好きで有名。今まで、付き合ってた彼女は皆巨乳だった、とっても羨ましい話。ってわけで、先輩が結婚と決めた相手なら、巨乳に間違いないだろうって、俺たちがそこに興味が集まって、真相に辿り着きたいわけ。

しかし、彼女さんが寒いからってでかーいセーターを着てるから、全然分からなかった。

がっかり・・・

で、彼女さんが席に立った隙に、「先輩、ぶっちゃけ、彼女さんって、どんだけ巨乳なんっすか」渡辺が思い切り疑問をぶつけた。

「おまえ、やめろよ。彼女は巨乳所か、Aカップしかなかった」って、「先輩、まじっすか!?先輩のポリシーはどうなってんっすか!?俺たちはそんな先輩、信じられましぇん!!」後輩一同、泣きそうです。男のロマンを先輩に託したのに・・・

「俺がずっと巨乳好き、巨乳好きって言ったら、彼女を泣かしてしまったことがある。でも、やっぱ、巨乳より大事なものがあるだろう」

先輩、男の中の男っす。巨乳より愛を選ぶ先輩、誇らしいっす。



元カノ

1月 26th 2014 · Read More ·

俺、ついこの前彼女と別れたけど、あるいは平和的に別れたんで、たまに彼女と会ったり、デートをしたりしてる。それでも、普通の男友達と女友達の関係で、誰と付き合ってもお互いに関係ないレベルに戻った。

現在の俺は独身だから、合コンに行きまくってる。楽しく酒が飲めれば、別に女の子を持ち帰りとかしたくない。俺って、一見ちゃらい男に見えるけど、実際大変真面目なのです。

この前、また合コンに行ったら、元カノもいた。ちょっと気まずかったけど、やっぱ別れたから、気にしないことにした。

ある女の子と良い感じで喋ったら、元カノがメッチャ変な態度を取って、やったら煽る口調で俺を攻撃してきた。

何かそんなに気に入らんのか、わかりません。とりあえず、俺に気にある女の子がめっちゃアプローチしてきて、俺も相手が結構タイプだから、2人でちょうど良い感じ。

じゃ、お開きで、二次会を行かずに、良い感じになった女の子と帰ろうとしたら、元カノに話があるって、呼び出された。

何事かと思って、他の女の子と付き合わないでって言われた。すげー意味が分からない。俺たちはもうわかれたんじゃねぇの!?他の人付き合っちゃだめだったら、俺とまた付き合う気?って聞いたら、そんな気がないって、やつは平気で言った。

マジかよ、そんな理不尽なことある!?

「あたしのものにならんくても、他人のものにしたくない」ってやつは泣いてきやがった。

なんか、俺、こいつと別れて正解と思って、これからはもうこいつと絶対関わらない決心をした。



俺のおじさん、田中さん

1月 17th 2014 · Read More ·

俺のおじさんはすげー面白い人で、小さい頃からよく遊んでくれた。社会人になって、仕事関係で、おじさんとよく会ったりしてるから、未だに結構仲が良い。

仕事上の都合で、血縁関係を伏せて、お互いに同じ苗字だけど、「田中さん」って呼び合ってることにした。

田中さんは経験豊富で、仕事に関する評判がよかった。俺も田中さんと仕事をしてると、とっても勉強になって、仕事にやりがいを感じてる。そういったところはとってもよかったけど、私生活に関して、おじさんの生き方に賛同できない気がする。

他人の生き方まで否定するとこが確かに俺はそういう権利がないけど、実際に田中さんに関してそう思えてしかたがありません。

田中さんは女遊びが激しいです。そのせいで、13回離婚してます。慰謝料や養育費で年中もめていて、見てるだけで痛々しい。区役所や離婚調停所の常連で有名。最近やっと、子供たちも大人になって、養育費の支払いはやっとちょっと落ち着いたところで、田中さんもさすが懲りただろう。「俺はもう女遊びをやめて、身を固め、普通に真面目に生きることに誠に誓う」っておじさんの言葉に、俺まで心を打たれた。

「今度真剣に結婚を考えてる人がいるんだ」おじさんが照れくさくて、俺に写真を見せた。

いいよいいよ、いまさら何照れてんの。って、携帯にごりごりの鬼ギャルの子が映ってる。

「これがおまえの新しいおばさん。ちょっと若いけど、年齢に関係なく、おじさんは今度こそ本気なんだから」って、田中さん、あんた本気!?今一瞬でもあんたを信じた俺がバカだった。



離婚騒動

12月 1st 2013 · Read More ·

おふくろから電話がきた。「今週末家に帰ってこい」と、俺が返事する間もなく、電話が切れてしまった。ただらなぬ声のトンで、俺は週末に約束があるのに、おふくろに「病欠」を申し出る勇気はなかった。

実家に帰った時、皆がもう揃っている。雰囲気が重っ!俺は場を盛り上げようとしたら、母がそれを察してるように俺を睨んだ。はい、はい、止めときますよ。

俺は大人しく机の前に座った。

なんだこの重い空気。不思議に思ってしようがないけど、何もいえなかった。

やっとおふくろが口をひらいてくれた。
「食事の前で申し訳ないが、重大発表があります」
・・・
「おじいちゃんはおばあちゃんと離婚することになりました」

「は、はい!?」俺、自分の耳を疑った。熟年離婚ってやつ!?ってか、じいちゃんもばあちゃんも年を合わせて150歳を越えてるから、熟年より過熟でしょうって思ったら、俺は思わず「ぷっ」って噴出してしまった。で、皆ににらまれてしまった。

「う~ん、とりあえずそういうことなんだ。さぁ、ごはん食べよう」とじいちゃんが号令を出した。

皆は「そんなことを言われて、ごはん食べられるか」って顔をして、何故じいちゃん、ばあちゃんは離婚したいかって聞くまでの気力も残らずに、皆はさっさと食事を終わらせて、帰ることにした。

2日後におふくろから連絡があって、じいちゃん、ばあちゃんは離婚しないことになったと告げられた。結局なんなんだろう!